セフレになる

会う気は無かったはずなのにいつのまにかセフレになる

付き合っている彼氏がいました。

 

付き合いも4年になります。
4年も経つと、だんだんと愛情が情に移行して行くのが分かりました。

 

それでも隣にいれば落ち着けるし、誰かと居るよりは彼氏との方が楽しかったのです。

 

そんな時、彼氏から少し距離を置きたいと言われました。
たぶん彼氏も同じような気持ちだったのでしょう。

 

彼氏と会わない時間は突然やってきて、胸に穴が空いたようでした。

 

やはり彼氏が好きなんだな、と実感した時間でした。

 

しかし、彼氏の意見を尊重すべく、暫くは会わないでいようと決めました。

 

そんな時、暇つぶしで出会い系アプリに登録しました。
世の男性は、彼女についてどう思っているんだろうか、と疑問に思ったのがきっかけです。

 

たくさんのメールが来ました。
都道府県が記載されていて、絶対に会えないだろう遠い県を選びました。

 

その人は雪の降る県で、妻子持ち。

 

どうも事業に失敗して、やりたくない仕事を仕方なく働いている腐った感じが他の人とは違った味を出していたのです。

 

自分をいいように書くのは簡単です。
この飾らなさが良かったのです。

 

なにせ、私も腐っていましたから。

 

お互い自分の都合の良いタイミングでメールをしていました。

 

なので「おはよう。今から仕事。今日も一日長いなー」なんてメールをランチに見て「今日は雨です。そちらは寒くないですか?」なんて返す。
このゆるい感じが寂しい私に合っていました。

 

同僚には、まさかセフレ出会い系アプリの出会い系アプリでメールしてるとは言えず、彼氏からと誤魔化していました。

 

そんな時、私は仕事でその人のいる県に行く事になったのです。
近くに行くと考えただけで、ソワソワしました。
会う気もないのに。
一応出張するメールをしました。
すると「何処にくるの?」と返信。
県は知っていても、市までは教え合っていませんでした。

 

詳しくメールすると「すごい!近い!会う?」と。
迷った挙句、せっかくだから駅で少し話す事になりました。
仕事が終わって帰る時間帯に待ち合わせをする事に。

 

着てる服を教えあって待ち合わせ場所を決めて。

 

ドキドキしていると、連絡のあった服装で歩いてくる人が。

 

おじさんだよ、なんて言っていたのに、若々しくて笑顔が素敵な人でした。

 

はじめまして、なんて挨拶を交わし笑ってしまいました。

 

「知り合いに会うとマズイから歩きながら話そう」と言われ、歩きながらポツポツと話しました。

 

人けのない場所までくると、足をとめて「ビックリした、すごいタイプ」と照れていました。その日はそこで色々と話をして、帰りの電車に乗り遅れないように帰りました。

 

別れ際「また会える?」と聞かれて思わず頷きました。

 

メールのやり取りも相手が分かると、とたんに甘い内容に変わるものです。
この出会い系アプリで知り合って2ヶ月して、私は足繁くその人の住む県に足を運ぶ事になったのです。
結婚指輪に嫉妬したり、妊娠を心配したりと辛い事もありましたが、彼氏から連絡が来て復縁する事になり、きっぱりとその人の事は忘れました。
私が泣いたり取り乱したりしたので、困っていたその人にとっても良い結果だったのだと思います。
【愛知県|30代|女 |専業主婦】


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